→趣旨説明、プログラム
2015年9月6日日曜日
和漢比較文学会・海外特別例会において発表いたしました
中国・西北大学の関係者を含め、約40名の聴衆のなか、講演(中国語)及び2つのパネル・セッションを行い、活発な意見交換がなされました。浅見洋二氏による講演(中国語)では、中国詩学史における「唐宋之争」を踏まえながら、江戸漢詩における唐風と宋風の展開について、分析がなされました。パネルAでは、和習とも呼ばれ否定的に評価されてきた、漢詩における日本人固有の癖をどこまで肯定的に評価し得るか、という問題について、「故故」などの語をめぐって具体的な議論がなされました。パネルBでは、明治・大正期の漢文教育に関する資源の早急な収集の必要性や、日本における漢文学の文化史上の位置づけをめぐって、指摘及び討論がなされました。
→趣旨説明、プログラム
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2015年7月31日金曜日
和漢比較文学会海外特別例会パネル趣旨
パネルA
Exophony(エクソフォニー・異言語文学)としての近世日本漢詩-唐風との関わりを中心に-
福島理子 康盛国 新稲法子 鷲原知良
「エクソフォニー(EXOPHONY、異言語文学)」とは、多和田葉子『エクソフォニー 母語の外へ出る旅』(岩波書店、2003年)にキーワードとして用いられて広く知られるようになった語で、「母語の外に出ること」を意味する。ドイツで暮らし、ドイツ語でも創作活動を続けている氏が、自らの経験と重ねあわせつつ、母語以外の言語を用いて創作することを表現している。
本パネルでは、近世漢詩史に新たな評価の軸と方法論を設けるべく、このエクソフォニーという概念を導入して、具体的には次の4つの分析を行う。①日本の詩人の語法には各々一種の癖が認められ、それが母語の文法や発想の影響のみならず、作者の志向や性情に起因し、時としてその本質に関わるものですらありうることを論じる。(福島)②十八世紀日本の漢詩壇において大きな影響力を及ぼした中国古文辞派が、朝鮮の文壇にいつどのような人物を通して伝播したかを概観し、日朝漢詩交流の場において古文辞派という共通項がどのように働いているかを示す例を紹介する。(康)③竹枝詞の日本化という現象から日本人の漢詩の嗜好を考察する。(新稲)④江戸後期以降の中晩唐の詩への評価を概観しつつ、日本の詩人は唐詩をどのように観念したかを検討する。(鷲原)
ここで、重要な分析対象要素として浮かび上がるのが、描出対象をはじめ様々な点で日本との間で異質な唐詩である。異なる言葉や表象に積極的に「同化(Assimilation)」する詩派もあれば、そこから離れ、自らの生活や感覚により近い詩風を求める詩派、あるいはまた日本的な表現を試みるものもあった。すなわち、「地域化(Localization)」への傾斜である。近世漢詩史は、この「同化」と「地域化」の間に振れつつ、表現の可能性を模索した軌跡とみなすことができる。
パネルB
越境する日本漢文学研究-国際的・学際的な考察の促進に向けて―
高兵兵 中本大 マシュー・フレーリ 町泉寿郎 合山林太郎
戦後の日本漢文学史は、詩文を中心に、近代に作られた認識の枠組みである“文学”に沿うかたちで記述されてきた。また、多くの場合、日本国内の読者によって享受されることを前提として書かれている。その具体的なあり方に違いはあるが、漢詩文の持つ多様な性質の一面が強調されて理解されてきたことは間違いない。
しかし、本来、漢文学は、経史をはじめとする様々な学問や宗教などと密接につながっている。また、東アジアにおいて共有される漢詩文は、一国の枠の中では捉えられず、中国を含めた広域の文学として考えてゆかなければならないことも明らかである。
本パネルは、複数の国際的・学際的な視点から、古代から近代に至るまでの日本漢文学をめぐる諸問題を捉え直し、新たな日本漢文学研究について議論しようとするものである。個別の発表内容として、①中国の唐時代と日本の平安時代における詩と文人、及び彼らを取り巻く都市文化についての比較分析(高)、②最新の歴史学及び中世文学の研究成果を踏まえつつ行う五山禅林文学の再評価(文化史的研究に限定するならば、絵画・和歌・連歌・唱導文芸との交感、出版など)(中本)、③日本漢学と漢文学の関係、及び近代における学問の制度に関する総合的な考察(町)、④欧米(英語圏)における日本漢詩文の研究・評価の沿革と文脈についての分析(フレーリ)、⑤近代文学や漢文教育と日本漢詩におけるキャノン・フォーメーション(正典形成、経典構成)の関係についての検討(合山)、の5つを予定している。
近年、中国・日本両国において、東アジアにおける文化交渉や典籍流入などの観点から、日本漢文学を理解し直そうとする動きが盛んである。本パネルでは、こうした研究の潮流に対して、和漢比較文学の研究がなし得る貢献とは何なのか、また、今後の日本文学研究はどう対応していくべきか、といった問題についても考察を深める。
Exophony(エクソフォニー・異言語文学)としての近世日本漢詩-唐風との関わりを中心に-
福島理子 康盛国 新稲法子 鷲原知良
「エクソフォニー(EXOPHONY、異言語文学)」とは、多和田葉子『エクソフォニー 母語の外へ出る旅』(岩波書店、2003年)にキーワードとして用いられて広く知られるようになった語で、「母語の外に出ること」を意味する。ドイツで暮らし、ドイツ語でも創作活動を続けている氏が、自らの経験と重ねあわせつつ、母語以外の言語を用いて創作することを表現している。
本パネルでは、近世漢詩史に新たな評価の軸と方法論を設けるべく、このエクソフォニーという概念を導入して、具体的には次の4つの分析を行う。①日本の詩人の語法には各々一種の癖が認められ、それが母語の文法や発想の影響のみならず、作者の志向や性情に起因し、時としてその本質に関わるものですらありうることを論じる。(福島)②十八世紀日本の漢詩壇において大きな影響力を及ぼした中国古文辞派が、朝鮮の文壇にいつどのような人物を通して伝播したかを概観し、日朝漢詩交流の場において古文辞派という共通項がどのように働いているかを示す例を紹介する。(康)③竹枝詞の日本化という現象から日本人の漢詩の嗜好を考察する。(新稲)④江戸後期以降の中晩唐の詩への評価を概観しつつ、日本の詩人は唐詩をどのように観念したかを検討する。(鷲原)
ここで、重要な分析対象要素として浮かび上がるのが、描出対象をはじめ様々な点で日本との間で異質な唐詩である。異なる言葉や表象に積極的に「同化(Assimilation)」する詩派もあれば、そこから離れ、自らの生活や感覚により近い詩風を求める詩派、あるいはまた日本的な表現を試みるものもあった。すなわち、「地域化(Localization)」への傾斜である。近世漢詩史は、この「同化」と「地域化」の間に振れつつ、表現の可能性を模索した軌跡とみなすことができる。
パネルB
越境する日本漢文学研究-国際的・学際的な考察の促進に向けて―
高兵兵 中本大 マシュー・フレーリ 町泉寿郎 合山林太郎
戦後の日本漢文学史は、詩文を中心に、近代に作られた認識の枠組みである“文学”に沿うかたちで記述されてきた。また、多くの場合、日本国内の読者によって享受されることを前提として書かれている。その具体的なあり方に違いはあるが、漢詩文の持つ多様な性質の一面が強調されて理解されてきたことは間違いない。
しかし、本来、漢文学は、経史をはじめとする様々な学問や宗教などと密接につながっている。また、東アジアにおいて共有される漢詩文は、一国の枠の中では捉えられず、中国を含めた広域の文学として考えてゆかなければならないことも明らかである。
本パネルは、複数の国際的・学際的な視点から、古代から近代に至るまでの日本漢文学をめぐる諸問題を捉え直し、新たな日本漢文学研究について議論しようとするものである。個別の発表内容として、①中国の唐時代と日本の平安時代における詩と文人、及び彼らを取り巻く都市文化についての比較分析(高)、②最新の歴史学及び中世文学の研究成果を踏まえつつ行う五山禅林文学の再評価(文化史的研究に限定するならば、絵画・和歌・連歌・唱導文芸との交感、出版など)(中本)、③日本漢学と漢文学の関係、及び近代における学問の制度に関する総合的な考察(町)、④欧米(英語圏)における日本漢詩文の研究・評価の沿革と文脈についての分析(フレーリ)、⑤近代文学や漢文教育と日本漢詩におけるキャノン・フォーメーション(正典形成、経典構成)の関係についての検討(合山)、の5つを予定している。
近年、中国・日本両国において、東アジアにおける文化交渉や典籍流入などの観点から、日本漢文学を理解し直そうとする動きが盛んである。本パネルでは、こうした研究の潮流に対して、和漢比較文学の研究がなし得る貢献とは何なのか、また、今後の日本文学研究はどう対応していくべきか、といった問題についても考察を深める。
和漢比較文学会海外特別例会において講演及びパネル発表をいたします
中国・西北大学(西安)において開催される和漢比較文学会第8回海外特別例会(8月28日~9月1日)において、講演及びパネル・セッションを行います。詳細については、特別例会のホームページをご覧下さい。
■講演 (8月29日 13:30~)
浅見洋二 大阪大学
日本漢詩史における「唐」と「宋」
ASAMI Yoji, Osaka University
“Tang” and “Song” in Sinitic Poetry Written by Japanese
■パネルA (8月30日 9:00~10:30)
Exophony(エクソフォニー・異言語文学)としての近世日本漢詩-唐風との関わりを中心に-
Analyzing the Sinitic Poetry of Edo-period Japan as Exophony: Focusing on Relationships with Tang Poetry
福島理子 帝塚山学院大学
語法から見る近世詩人たちの個性―唐調の詩人たちを中心に―
FUKUSHIMA Riko, Tezukayama Gakuin University
Idiosyncrasies of Connective Particle Usage in Edo Period Sinitic Poetry: Focusing on Poets of the Tang-shi Style
康盛国 大阪大学
日朝漢詩交流の場における古文辞派の存在-申維翰(シンユハン)の日本漢詩批評を例に-
KANG SungKook, Osaka University
The Significance of the Ancient Rhetoric School Style Poetry in the Cultural Exchange between Japan and Korea: Shin Yu-han’s Criticism of the Sinitic Poetry Written by Japanese Poets
新稲法子 佛教大学(非)
竹枝詞の変容―詩風変遷と日本化―
NIINA Noriko, Bukkyo University
The Localization of Zhuzhi-ci (Bamboo branch lyrics) in Japan: Changes in Poetic Style during the Edo Period
鷲原知良 佛教大学(非)
近世後期の詩人における中唐・晩唐
WASHIHARA Tomonaga, Bukkyo University
The Influence of Middle and Late Tang Poetry on Japanese Poets in the Edo Period
■パネルB (8月31日 9:00~10:30)
越境する日本漢文学研究-国際的・学際的な考察の促進に向けて―
New Frontiers for Studying Sinitic Literature Written by Japanese:
Interdisciplinary and Comprehensive Approaches to Kanbun Research
高兵兵 西北大学
古代日本漢文学と長安・洛陽
GAO Bingbing, Xibei University
Sinitic Literature Written by Ancient Period Japanese and Chang'an, Luoyang
中本大 立命館大学
日中世漢学および五山禅林文学を捉えなおす-「日本中世文学史」の新たな構築のために-
NAKAMOTO Dai, Ritsumeikan University
Re-examining Sinitic Poetry and Prose Written in Medieval Period Japan:
Focusing on the Activities of Muromachi period Zen Monks
マシュー・フレーリ ブランダイス大学
英語圏における日本漢文学研究の現状と展望
Matthew FRALEIGH, Brandeis University
Recent Trends in Anglophone Scholarship on Japanese Sinitic Literature
町泉寿郎 二松学舎大学
学術・教学の形成と漢学
MACHI Senjuro, Nishogakusha University
Kanbun Studies and the Formation of Modern Academics and Education
合山林太郎 大阪大学
日本漢詩における“名詩”とは何か
GOYAMA Rintaro, Osaka University
What is a great poem? : Canon Formation and the Sinitic Poetry of Japan
■講演 (8月29日 13:30~)
浅見洋二 大阪大学
日本漢詩史における「唐」と「宋」
ASAMI Yoji, Osaka University
“Tang” and “Song” in Sinitic Poetry Written by Japanese
■パネルA (8月30日 9:00~10:30)
Exophony(エクソフォニー・異言語文学)としての近世日本漢詩-唐風との関わりを中心に-
Analyzing the Sinitic Poetry of Edo-period Japan as Exophony: Focusing on Relationships with Tang Poetry
福島理子 帝塚山学院大学
語法から見る近世詩人たちの個性―唐調の詩人たちを中心に―
FUKUSHIMA Riko, Tezukayama Gakuin University
Idiosyncrasies of Connective Particle Usage in Edo Period Sinitic Poetry: Focusing on Poets of the Tang-shi Style
康盛国 大阪大学
日朝漢詩交流の場における古文辞派の存在-申維翰(シンユハン)の日本漢詩批評を例に-
KANG SungKook, Osaka University
The Significance of the Ancient Rhetoric School Style Poetry in the Cultural Exchange between Japan and Korea: Shin Yu-han’s Criticism of the Sinitic Poetry Written by Japanese Poets
新稲法子 佛教大学(非)
竹枝詞の変容―詩風変遷と日本化―
NIINA Noriko, Bukkyo University
The Localization of Zhuzhi-ci (Bamboo branch lyrics) in Japan: Changes in Poetic Style during the Edo Period
鷲原知良 佛教大学(非)
近世後期の詩人における中唐・晩唐
WASHIHARA Tomonaga, Bukkyo University
The Influence of Middle and Late Tang Poetry on Japanese Poets in the Edo Period
■パネルB (8月31日 9:00~10:30)
越境する日本漢文学研究-国際的・学際的な考察の促進に向けて―
New Frontiers for Studying Sinitic Literature Written by Japanese:
Interdisciplinary and Comprehensive Approaches to Kanbun Research
高兵兵 西北大学
古代日本漢文学と長安・洛陽
GAO Bingbing, Xibei University
Sinitic Literature Written by Ancient Period Japanese and Chang'an, Luoyang
中本大 立命館大学
日中世漢学および五山禅林文学を捉えなおす-「日本中世文学史」の新たな構築のために-
NAKAMOTO Dai, Ritsumeikan University
Re-examining Sinitic Poetry and Prose Written in Medieval Period Japan:
Focusing on the Activities of Muromachi period Zen Monks
マシュー・フレーリ ブランダイス大学
英語圏における日本漢文学研究の現状と展望
Matthew FRALEIGH, Brandeis University
Recent Trends in Anglophone Scholarship on Japanese Sinitic Literature
町泉寿郎 二松学舎大学
学術・教学の形成と漢学
MACHI Senjuro, Nishogakusha University
Kanbun Studies and the Formation of Modern Academics and Education
合山林太郎 大阪大学
日本漢詩における“名詩”とは何か
GOYAMA Rintaro, Osaka University
What is a great poem? : Canon Formation and the Sinitic Poetry of Japan
2015年5月17日日曜日
紹介文を『リポート笠間』(笠間書院)に寄稿しました
「日本漢詩文とカノン」(『リポート笠間』58号、笠間書院、2015年5月)を発表いたしました。 →笠間書院・リポート笠間のページ
追記 現在、ネット公開されております。→日本漢詩文とカノン―「日本漢文学プロジェクト」活動報告
追記 現在、ネット公開されております。→日本漢詩文とカノン―「日本漢文学プロジェクト」活動報告
2015年4月20日月曜日
国際ワークショップ「幕末漢詩文の”かたち”」を開催しました
約40名の参加者があり、活発な議論が行われました。隠逸の形象、和歌との関係、夫婦と漢詩、公と私、都市と漢文、文人のネットワーク、政治との関わりなど、様々な角度からの、幕末・明治初期の漢詩文に関する分析が提示されました。なお、ワークショップの内容につきましては、飯倉洋一氏、岡島昭浩氏、浜田泰彦氏、新稲法子氏らにより実況され、Togetterにまとめられていますので、ご覧下さい。→http://togetter.com/li/806625 →趣旨説明、プログラム
2015年4月9日木曜日
国際ワークショップ「幕末漢詩文の”かたち”」(4/10)趣旨説明
今回のワークショップは“かたち”という言葉をタイトルにしています。たとえば、円筒形の物体が、ある角度から見ると丸(○)に、しかし、別の角度から見ると四角形(□)に見えるように、事物はどの視点から見るかによって、その形を変えます。
幕末の漢詩文も、まさにそのようなものではないかと思うのです。この時期の詩文は、大衆化が進み、職業的漢詩人、志士、政治家、儒学者、書生など、様々な人がその担い手となっています。どのグループ、あるいは、どの人々に焦点を当てるかによって、幕末の漢詩文の“かたち”は大きく変わってくるはずです。
また、幕末期は、詩や文において様々な形式、すなわち、別の意味での詩文の“かたち”が花開いた時期でもあります。漢文では、都市風俗などを記述する繁昌記や「論」「記」などの小品が、漢詩では、古詩から絶句までバラエティーに富む作品が作られました。こうした形式・形態の問題について、鳥瞰的な視点から全体を考えてゆく必要があります。
このワークショップでは、最新の研究成果の報告を踏まえつつ、幕末維新期の漢詩文の全体像とその特徴をどのように捉えるべきか、参加者全員で議論してゆきます。それは、この共同研究が主要な活動内容の一つとしている、新しい日本漢文学史の検討の、最初の具体的な作業ともなるはずです。
当日会場・時間・プログラム
交通案内(前回シンポジウムと建物は同じです、ただし今回、部屋は4階461教室です)
幕末の漢詩文も、まさにそのようなものではないかと思うのです。この時期の詩文は、大衆化が進み、職業的漢詩人、志士、政治家、儒学者、書生など、様々な人がその担い手となっています。どのグループ、あるいは、どの人々に焦点を当てるかによって、幕末の漢詩文の“かたち”は大きく変わってくるはずです。
また、幕末期は、詩や文において様々な形式、すなわち、別の意味での詩文の“かたち”が花開いた時期でもあります。漢文では、都市風俗などを記述する繁昌記や「論」「記」などの小品が、漢詩では、古詩から絶句までバラエティーに富む作品が作られました。こうした形式・形態の問題について、鳥瞰的な視点から全体を考えてゆく必要があります。
このワークショップでは、最新の研究成果の報告を踏まえつつ、幕末維新期の漢詩文の全体像とその特徴をどのように捉えるべきか、参加者全員で議論してゆきます。それは、この共同研究が主要な活動内容の一つとしている、新しい日本漢文学史の検討の、最初の具体的な作業ともなるはずです。
当日会場・時間・プログラム
交通案内(前回シンポジウムと建物は同じです、ただし今回、部屋は4階461教室です)
2015年4月5日日曜日
国際ワークショップ「幕末漢詩文の“かたち”」(4/10)の内容が決定しました
国際ワークショップ 幕末漢詩文の“かたち”
International Workshop on Bakumatsu Kanshibun: Various "Forms" of Classical Chinese Prose and Poetry Written by Japanese in the 19th Century
2015年4月10日(金) 午後5時~7時30分
大阪大学豊中キャンパス
文学研究科本館(4階)461教室
1 趣旨説明(17:00~17:10)
2 講演(17:10~17:40)
マシュー・フレーリ(ブランダイス大学・准教授)
幕末維新期の漢詩文における隠逸の「かたち」
3 発表(17:40~18:40)
青山英正(明星大学・准教授)
尊王攘夷表現における和歌と漢詩
日野俊彦(成蹊大学・非常勤講師)
森春濤「閨秀国島氏善和歌。予介人、乞近詠、得其暮春詠杜若一章。乃賦二十八字、以謝」詩ノート
福井辰彦(上智大学・准教授)
「小西湖佳話」の稿本について
合山林太郎(大阪大学・准教授)
豊前の漢詩人村上佛山の生涯と文事
4 全体討論(18:50~19:30)
コメンテーターからのコメント+通史に関するディスカッション
コメンテーター
福島理子(帝塚山学院大学・教授)
新稲法子(佛教大学・非常勤講師)
鷲原知良(佛教大学・非常勤講師)
主催:日本漢文学プロジェクト共同研究チーム、大阪大学大学院文学研究科日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築クラスター(国際古典籍学クラスター)
共催:国文学研究資料館・古典籍共同研究事業センター
連絡先:大阪大学大学院文学研究科 合山林太郞研究室
℡06-6850-5680 Mail goyama@let.osaka-u.ac.jp
International Workshop on Bakumatsu Kanshibun: Various "Forms" of Classical Chinese Prose and Poetry Written by Japanese in the 19th Century
2015年4月10日(金) 午後5時~7時30分
大阪大学豊中キャンパス
文学研究科本館(4階)461教室
1 趣旨説明(17:00~17:10)
2 講演(17:10~17:40)
マシュー・フレーリ(ブランダイス大学・准教授)
幕末維新期の漢詩文における隠逸の「かたち」
3 発表(17:40~18:40)
青山英正(明星大学・准教授)
尊王攘夷表現における和歌と漢詩
日野俊彦(成蹊大学・非常勤講師)
森春濤「閨秀国島氏善和歌。予介人、乞近詠、得其暮春詠杜若一章。乃賦二十八字、以謝」詩ノート
福井辰彦(上智大学・准教授)
「小西湖佳話」の稿本について
合山林太郎(大阪大学・准教授)
豊前の漢詩人村上佛山の生涯と文事
4 全体討論(18:50~19:30)
コメンテーターからのコメント+通史に関するディスカッション
コメンテーター
福島理子(帝塚山学院大学・教授)
新稲法子(佛教大学・非常勤講師)
鷲原知良(佛教大学・非常勤講師)
主催:日本漢文学プロジェクト共同研究チーム、大阪大学大学院文学研究科日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築クラスター(国際古典籍学クラスター)
共催:国文学研究資料館・古典籍共同研究事業センター
連絡先:大阪大学大学院文学研究科 合山林太郞研究室
℡06-6850-5680 Mail goyama@let.osaka-u.ac.jp
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