2017年8月21日月曜日

夏目漱石漢詩研究討論会を開催します(8/29 中国・西北大学)

纪念夏目漱石诞辰150周年学术沙龙:夏目漱石汉诗研习鉴赏会
夏目漱石生誕150周年紀念学術サロン:夏目漱石漢詩研究討論会

歴史的典籍NW事業

2017年8月29日(火)13:45~15:45
中国・西北大学外国語学院・第二課堂(長安校区6号棟1階)

プログラム

趣旨説明(夏目漱石の漢詩の特徴と背景)
合山林太郎 慶應義塾大学 准教授

詩吟
金 中 西安交通大学 教授
終南詩社社中

鑑賞・討論
参加者全員

コメンテーター
楊昆鵬 武蔵野大学 准教授

モデレーター・同時通訳
黄 昱 国文学研究資料館 機関研究員
呂天雯  早稲田大学大学院 博士課程生
陳潮涯 大阪大学大学院 博士課程生

司会
高兵兵 西北大学 教授

趣旨
 夏目漱石は、近代日本を代表する小説家というだけではなく、漢詩を多く制作した人物であり、中国においても、近代日本を代表する漢詩人として、内藤湖南とともにその名が知られている。しかし、漱石の漢詩はきわめて特殊な環境のもとで作られ、その解釈は難しい。日本では、吉川幸次郎の『漱石詩注』以来、高い評価が与えているが、詩としてどのように位置付け得るものなのか、漢文学に関心を持つ人々が自由に議論し、検討すべき問題であると思われる。
 本集会では、同時通訳を介しながら、中国と日本の研究者や詩人、詩作愛好者たちが、漱石の漢詩について、ともに考えてゆく。なお、漱石の漢詩は200首程度あるが、熊本時代の作品、修善寺の大患後の作品、『明暗』執筆時の作品などを数篇ずつ取り上げる。

主催:和漢比較文学会 日本漢文学プロジェクト
承催:西北大学日本文化研究センター 終南詩社
共催:国文学研究資料館 西北大学外国語学院 陝西省外国文学学会

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