無窮会において報告を行いました(9/24)
公益財団法人無窮会九月例会において、本研究の成果の一部(近世・近代日本漢詩における名詩形成の過程)を報告させていただきました(合山林太郎「教養としての日本漢詩―戦前までの伝統をふり返る―」)。明治期の漢詩詞華集と兪樾、あるいは中国の詩話との関係をどう捉えるか、また、現在の教科書に収録されている日本漢詩の選定には、教えやすさ(現代文や古典の作品と関連があると教えやすい。具体的に言えば、教科書に採られている鷗外や子規の漢詩文は、『舞姫』や『こころ』を教える際に関連づけしやすい。教科書に収録された日本漢詩はこちら)などの要素が関係しているのではないか、といったご意見をいただきました。多くの貴重なご教示を賜りました。心より御礼申し上げます。
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